MASARU TAI
村人アーティスト
小学校3年生より油粘土で人形づくりを始める。
ウルトラマンや怪獣など、好きな戦隊ヒーローに憧れを抱くが、
作品として最もよく登場するのが「村人」。
自室で一人こもり、村人をつくるのが日課である。
一人ひとりにストーリーがあり、集団になるとひとつのドラマが生まれる。
時には、ラジオ体操。
時には三者面談。
季節にあわせ、村人の衣装も変化する。
最近では、ニット帽をかぶる村人が登場。
冬の訪れが近いことを教えてくれる。
評価を求めず、ただ、自分の世界を再現するためにつくり続ける。
ドラマが終わると村人も彼の手によって形がなくされ、元の粘土の塊となる。
THE WORKS
作品